最新の人気サステナブルスニーカー、気になるのはこれ!
31/10/2023 Coterie編集部
有名ブランドから若手ブランドまで、今ロンドンで話題のサステナブルスニーカーをご紹介します。これから買おうと思っている方はぜひご参考に!
1Stella McCartney
「S-Wave 1」は、デザイン、意識的な価値観、そして循環型ビジョンが提唱されたステラ・マッカートニーの新シーズンのスニーカー。スニーカーのアッパーは、動物性レザーの代わりにブドウの廃棄物から作られた植物性レザーと環境に最も配慮したポリウレタンを使用。ソールにはリサイクルTPUを使用している。
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£520.00 ©Stella McCartney
https://www.stellamccartney.com/
2 VEJA
2004年に設立されたフランスのフットウェア&アクセサリーブランド「ヴェジャ」。製品は全てオーガニックコットンとリサイクルペットボトルで作られている。「ヴェジャ」の「ESPLAR」の牛革は、畜産文化と革の品質で知られるウルグアイの農場で生産されたもの。牛革の裏側にブラッシングを施し、より柔らかくしなやかに。また、スエードはPFC(化学合成物質)を含まない撥水オイルでコーティングされ、小雨からスニーカーを保護。
控えめなVスティッチがシックなタウン用スニーカー。
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£120.00 ©Veja
https://www.veja-store.com/en_uk/
3 cariuma
「カリウマ」は、ブラジル出身のボーダーが始めたサステナブル&エコスニーカーブランド。エレガントでシンプルな「OCA Low Off-White」は、リオのストリート&ビーチカルチャーを表現。タウン用にも、ビーチサイドでも、履き心地の良いスニーカー。
丈夫なキャンバスを使用して手作りされた「OCA Low Canvas」は、機能性とスタイルを兼ね備える。オーガニックのマモナオイルとコルクから作られた100%ヴィーガンのインソールが、最高の履き心地とフィット感を保証。「OCA Low」は、ユニークなキャップトゥのデザインと、丈夫で長持ちする軽量アウトソール。
![](https://coteriemagazine.co/wp-content/uploads/2023/10/oca-low-off-white-canvas-sneaker.hover_09bd4de2-0024-4117-926a-6c17e961b2ee-897x1024.webp)
£79.00 ©cariuma
4 Bambrub
「RALLY ROUND」の“Portugal & Japan model”は、植物由来94%の日本製スニーカー。
日本の竹と天然ゴムを合成し開発した柔らかで軽量な”Bambrub(バンブラブ)ソール”、コーヒーフィルターの生産時の廃材をリサイクルした丈夫で爽やかな生地”Cafetex(カフェテックス)”で、快適でストレスフリーな一足に。
さらにポルトガル産天然コルクを分厚いインソールとして贅沢に使うことで、履く方の足を形状記憶し、ストレスフリーな履き心地。
![](https://coteriemagazine.co/wp-content/uploads/2023/10/natural-d-1024x682.webp)
£92.00 ©RALLY ROUND
http://www.nisshinrubber.co.jp/sustainability/index.html
5 BOHEMPIA
2015年にチェコ共和国でスタートした「ボヘンピア」。サステナブルな素材であるヘンプを取り入れる事によって、綿花や石油製品などの環境負荷の高い製品の代わりに、環境問題の解決に寄与するライフスタイルを提案。
そのデザイン哲学はシンプルでミニマル。環境に優しく、着心地が良く、機能的。ベアフットシューズ 「ORIK 2.0」は、コンバースのアイコンであるチャック・テイラーのデザインからヒントを得て改良された、新世代の足首の高いベアフットスニーカーで快適な履き心地を実現。最も高い強度を備えた天然繊維の一つヘンプキャンバスのアッパーに、4mmの薄型天然ゴムのアウトソール。つま先のラバーキャップが特徴のオリジナルのレースアップ・ベアフット・デザインに、持続可能なヴィーガン素材を使用したPETA認定の製品。
天然ゴムのアウトソールを備えたヘンプ・キャンバスは耐久性が高く、通気性があり、天然の抗菌性で湿気を逃がす。「ボヘンピア」の製品製造は、動物由来の原料を使用せず、環境に配慮したヨーロッパにある工場で手作業によって行われている。
![](https://coteriemagazine.co/wp-content/uploads/2023/10/1104_barefoot-shoes-orik-2-0-tan-white.jpg)
€139 ©Bohempia
6 LØCI
「ロシ」は、スタイリッシュで持続可能なスニーカーを作るために、エマニュエル・エリボ、フィリップ・ホムシー、マーク・クアラデギーニ、フランク・エリボの4人で設立。LØCIコレクションの「Gen1」シルエットを発表し オリジナル・スニーカー、LØCI ORIGINが誕生した。
LØCIの使命は、ファッションとサステナビリティを融合させ、倫理的な実践と画期的な素材にこだわったスニーカーを生み出すこと。1足につき20本のペットボトルをリサイクルし、竹や発泡スチロール、ゴムを再利用している。
コットンやゴムのエシカルな調達から社会的価値を重視し、産業が発展しているポルトガルの生産地の選択まで考慮。リサイクル素材をブレンドして作られたヴィーガンスニーカーは、強さとスタイルの究極のコンビネーション。
![](https://coteriemagazine.co/wp-content/uploads/2023/10/LOCININE_Natural_Black_Stone_LC-009-007naturalblackstone-002_1000x.webp)
RECYCLED
£145.00 ©LØCI
7 MOEA
「私たちがMoEaを設立した目的はただひとつ。それは、スタイルに妥協することなく、持続可能なファッションを人々に提供すること」。パリを拠点に置く「モエア」では、多様性を重んじ、ドイツ、スペイン、ポルトガル、フランス、スイスなど、様々な国籍のスタッフが働く。
「モエア」スニーカーが使用するヴィーガンレザーは、通常のレザーの89%二酸化炭素排出量を削減。普通の靴よりもこれほど削減できた理由はバイオ素材の使用と現地生産だ。
アッパーには高級感のあるフラットなホワイト・レザーを使用し、ホワイト60%の天然木ラバーのアウトソール、クッション性のあるフットベッドで最高の履き心地を実現。また、特注のSMエンボスシューズバッグは、リサイクルペットボトルとリサイクルコットンで作られている。
![](https://coteriemagazine.co/wp-content/uploads/2023/10/gen3-all-in-side_800x.webp)
The TATA
£ 160.00 ©MoEa
8 SAYE
2018年にスペインのバルセロナで誕生した「セイ」が作るサステイナビリティとエフォートレスがを兼ね備えた「Modelo ’92 Vegan」。コーン・ヴィーガン・ナパとソフトなバンブー・ライニングを組み合わせた「M’92」は、ファッショナブルでありながら環境に優しいスニーカー。
ユニセックスのチャンキー・レトロ・スニーカーは、コーン・ヴィーガン・ナパを使用。インソールはリサイクル・ポリウレタン(マットレス工場からの廃棄物)。パッケージは100%生分解可能。また、スニーカー1足が売れるごとに、2本の木を育てる資金を提供している。
![](https://coteriemagazine.co/wp-content/uploads/2023/10/m92_black-1024x1024.webp)
£179 ©saye
9 ONITSUKA TIGER
「オニツカ・タイガー」が手がけたバイオ素材のスニーカー「MEXICO 66 CACTFUL」は、メキシコ産サボテン由来の素材を20%以上アッパーに使用。従来のリアルレザーに比べ製造過程での二酸化炭素排出量を約84.8%削減するなど環境に配慮した素材。
環境負荷低減のため、メインのシューズアッパー部分のバイオ素材採用だけではなく、インナーソールやシューレースなど他のパーツにもリサイクル素材を採用した1足で、素材の軽量性を活かすためミッドソールの設計にもこだわり快適な履き心地を追求した。やわらかな風合いを引き立てるパステルのオリジナルカラーが、特別感を演出する1足。
![](https://coteriemagazine.co/wp-content/uploads/2023/10/1183C137_400_SR_LT_GLB.webp)
¥16,500 © ONITSUKA TIGER
https://www.onitsukatiger.com/
10 Helen KIRKUM
ロンドンファッションウィークではニュージェンに選ばれた「ヘレン・カーカム」。
「Palimpsest(パリンプセスト)」の第2弾は、クラシックなシルエットを参考にレザーとスエードを再利用。豊かな質感と遊び心のあるデザインのディテールが施される。ソールは「ヘレン・カーカム」のシグネチャーであるスプリットソールのデザインからインスピレーションを得ており、バックヒールにあしらわれた不揃いのブランドマークや、工場から出る廃材とゴムをブレンドして作られたアウトソールのスプライスロゴなどが施されている。
「Palimpsest」とは、「再利用されたもの、変化したものでありながら、以前の形が目に見える形で残っているもの」を意味する言葉で、再利用された素材を編み込んだスニーカーにふさわしい。
「時代を超越したシルエット、豊かな色彩、そして季節の移り変わりを感じられる素材のものを作りたかった。私たちの”Palimpsest”は、遊び心のあるディテールと、より広い世界に深い関心を持ち、自分の価値観を反映した製品を求める人々へのメッセージを組み合わせています」とクリエイティブ・ディレクターのヘレン・カーカムは語る。東京では「CEMENT」で購入可。
![](https://coteriemagazine.co/wp-content/uploads/2023/10/HELEN-KIRKUM-002-Palimpsest-Bernhard-Deckert4-819x1024.jpg)
Palimpsest Production 002
£785.00 © HELEN KIRKUM